東伊豆地磯ハタ釣行記!
こんにちは、ムラタです!
10/13、ムラタとうめの二人で
東伊豆の地磯へ行ってきました!
狙いは勿論アカハタ&オオモンハタです!
当日は駐車場の開場に合わせて8時スタート!
最近東伊豆エリアで車上荒らしがあったとの情報もあったので監視の目がある有料駐車場が安心ですね。
8時じゃ朝マヅメができない!と思うかも知れませんが、アカハタとオオモンハタに関しては日が昇ってからの方が良いので問題なしです^^
駐車場から釣り場を目指し歩き出しますが…海岸線に出ると北東の強風が!
この釣りに強風は大敵です。水深があり雰囲気の良さそうですが横風がぶつけている釣り座は諦め、風の影響を受けにくい位置に釣り座を構えます。
水深は浅いゴロタ底ですが所々に沈み根が見えるのでその付近を狙います。
ファーストヒットはうめ!
上がってきたのはゴロタといえばこの魚、
ムラソイです!
ヒットルアーはO.S.P ドライブクロー3インチ!
リリースして次を狙います。
しばらくしてムラタにもヒットしたのは…
同じくムラソイ!
ヒットルアーはエコギア キジハタグラブ4.5インチ!
こちらもリリースして本命を狙います。
しばらくしてうめに再びヒット!
上がってきた姿は茶色っぽかったのでカサゴかと思いきや…
本命のアカハタ!
サイズは30cm程!
ヒットルアーは再びO.S.Pドライブクロー3インチ!
釣った直後にまだ新しいカニを吐き出したのでクロー系ワームがマッチしたようです^^
リグはカルティバ 直リグシンカー28g + デコイ キロフック #2/0のフリーショットリグ!
※フリーショットリグについては後で解説します^^
これでひとまずノルマ達成!
美味しそうなサカナですがリリースして次を狙います。
次に狙うはアカハタのサイズアップとオオモンハタ!
特にオオモンハタは食い気のある個体がいれば反応が早いと言われているので磯を移動します。
次に入ったのは先程より水深のある磯です。
早速オオモンハタを狙い定番ルアーのエコギア バルト4インチ + スイミングテンヤ + ブレードスピンで探りますが…反応ナシ^^;
目視できるイワシ等のベイトもおらずオオモンハタには少し難しい日のようです…。
ただし、そんな日でもネンブツダイ等の磯に着いているベイトを捕食している事も多いのでとりあえず投げてみる事をお勧めします^^
しばらくオオモンハタを狙っても反応は無いのでアカハタ狙いにシフトします。
その直後にムラタにアタリがありましたが…アワセた瞬間にリーダーが根に触れたようで痛恨のリーダーブレイク…。
根掛かり時にメインラインを切りたくなかったので細めのリーダー(フロロ4号)を使用していたのが裏目に出ました。リーダーとメインラインの両方をサイズアップすれば済む話ですが、特にこの日のような強風下では操作性も落ちるのでバランスが難しいですね。
気を取り直して次を狙うと…フォールに移った瞬間にひったくるようなアタリが!
上がってきたのは…
地磯では良型といえる35cmクラスのアカハタです^^
ヒットルアーはエコギア キジハタグラブ4.5インチ + ジャングルジム ビーンズTG14g + カルティバ 岩礁カウンターロック#2/0のビフテキことビーフリーテキサスリグ!
※ビフテキもこの後解説します^^
↑今回のキモはタングステン製シンカーのビーンズTG!
小粒で高比重なのでラインが引っ張られる強風下でもしっかり飛びしっかり沈むので扱いやすいシンカーです。
鉛製でもウェイトを重くすれば良いのでは?と思うかも知れませんが…
シンカーが大きくなると根掛かりが増えます。
フックが根掛かる事も多いですが、意外と多いのがシンカーが岩の隙間等に挟まるタイプの根掛かりです。これを避けるにはシンカーを小さくし、なおかつ挟まりにくい形状のシンカーを使うのがキモです。また、鉛製のシンカーは挟まった時に無理に引っ張ると変形してしまい余計外れにくくなってしまいますが、タングステン製のシンカーは非常に硬いのでまず変形しません。更に硬いという事は感度が良いという事です。
その条件を満たした高性能シンカーがビーンズTGです!
少々お値段が張りますがイチ推しの逸品です^^
↑写真では分かりづらいですが同じ重さでこれだけ大きさが違います。
あともう一つ、鉛と違い海中に有害物質が流出する事が無いのでロストした時の環境負荷が小さい点も良いですね。できるだけ環境に優しく釣りを楽しみたいものです^^
また、ビフテキ(ビーフリーテキサスリグ)の利点は…
ズバリ魚の喰いの良さです!
アカハタのように底に潜む根魚は基本的に…
ワームが落ちる時に喰います!
ビフテキ等のテキサス系のリグは、上の図のように落ちる時にシンカーとワームが分離するのが最大の特徴です。
この分離したワームがゆっくり落ちるタイミングが一番喰います!
更にビフテキに使うビーンズシンカーは前述の通り…
根に挟まりにくい形状に加え飛距離も出る形状です。
飛距離が増えればチャンスが増えるショアの釣りにうってつけのリグです^^
また、フリーショットリグも理屈は同じです!
↑リーダーにフックを通してシンカーを結ぶだけです。
また写真には写っていませんが数十センチ上にストッパーを装着します。
分離したワームがストッパーで止まり、そこからゆっくり落ちる構造になっています。
このリグに必要なのは上から
①ストッパー
②オフセットフックにセットしたワーム
③根掛かりにくい形状のカン付きシンカー
です。
①はゴム製の物が良いでしょう。専用品もありますがウキ止め用で大丈夫です。
②で使うフックは通常のオフセットフックで大丈夫です。ただし直リグ用の溶接リングが付いているものは穴が大きすぎてストッパーで止まらないうえ、ワームの向きが安定しないので避けましょう。
③は直リグで使うような細長い形状のシンカーが良いでしょう。
今まで直リグしか使っていなかった方も分離式のリグをぜひお試し下さい^^
…じゃあ直リグはダメなの?と思われるもしれませんがそんな事はありませんよ!
直リグ等のシンカーが分離しないリグの利点はテキサス系リグ以上の飛距離、沈みの速さ、感度の良さです。なので強風、急深、激流等の条件が重なると扱いやすいのはこちらのリグです。
直リグ用シンカーにもタングステン製の物がありますのでこちらもオススメです。
左 : スタジオワンハンドレッド タングステンドロップシンカー
右 : バレーヒル TGシンカー18 ドロップショットスリム
釣果を伸ばすには両方を使い分ける事が大事ですね^^
…釣行記に戻ります。
この魚をリリースした後もアタリ続けましたがしばらくすると沈黙^^;
その後港周りで好調のアオリイカもチェックしましたが強風でどうにもならず撤退しました…。アオリは好調でこの時期のレギュラーサイズから最大で1kgクラスの釣果を聞いていたので残念です。
~ムラタ使用タックル~
ロッド : 8ft8in硬めのシーバスロッド
リール : ダイワ 16セルテート3012H
ライン : よつあみ GソウルアップグレードPE X8 1号 + フロロリーダー4号
~うめ使用タックル~
ロッド : アングラーズリパブリック ショアガン SFGS-89MHW ワインドカスタム
リール : シマノ 15ツインパワーSW4000XG
ライン : PE1.5号 + フロロリーダー35LB
※オオモンハタを重視して両者とも強めのタックルを組みましたがアカハタがメインならもう少しライトなタックルでも良いでしょう。特にリールは2500番で大丈夫です。底を狙う釣りの場合は軽量なタックルの方が操作性に優れます。
最後に…
ハタ類は食べても美味しい魚ですが、アカハタ等の根に着くタイプのハタは回遊する魚ではないので釣り切るといなくなってしまいます。
なので食べきれない分はリリースをおすすめします。
更にリリースするなら乾いた地面に置かない、口を持つ時はアゴを外さないように持つ等してダメージを最小限に抑えましょう。また深場の釣りで浮き袋が膨らんでしまった場合もエア抜きで蘇生ができますのでエア抜き針を用意しましょう。
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以上、スタッフムラタでした!
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