イシグロ伊東店スタッフブログ    ~ITOGURO~

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東伊豆沖ロックフィッシュ釣行 タックルレビュー編

こんにちは、ムラタです!

先日の東伊豆沖ロックフィッシュ釣行記で書きそびれましたが、当日の使用ロッド、リール、ラインとそのレビューです!

 

まずはロッドです!

 

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マルキユー様のご厚意で使用させて頂きました…

ノリーズ ロックフィッシュボトムパワーオーシャン スピニングモデル 

RPO710XHS2 "EXTRA HEAVY LONG CAST"

(7フィート10インチ 適合ルアーウェイト10~30g)

RPO710HS2 "SOLID TIP HEAVY SWIMMING"

 (7フィート10インチ 適合ルアーウェイト7~20g)

 

ムラタはRPO710XHS2、うめはRPO710HS2を使用しましたが

共通して言えるのは、ノンストレスで一日使えた事ですね!

 

ロッドの調子としてはソフトティップ&ハードバットのお手本のような調子です。

 

感度も良く、ハッキリとした着底感はもちろん外道にワームがつつかれる感覚も鋭敏に伝わってきました!私ムラタは普段硬めのシーバスロッドを使用しているのですが、特に感度は歴然の差でしたね!

 

バットパワーも今回は大型のオオモンハタを掛けることは出来ませんでしたが、写真の大型アカハタにも全く不安さを感じさせない強さでした!

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長さも長すぎず短すぎずでオーバーヘッドキャストはもちろん、キャストスペースが限られる状況でのアンダーハンドキャストも快適でした!

  

ガイド周りもチタントルザイト仕様の小径KRコンセプト配置の恩恵か、PEとリーダーの結束部ををガイド内に巻き込んでのキャストでもガイド絡みは一切無く快適な使用感でした。もちろん飛距離もバッチリでしたよ!

 

ムラタ使用のRPO710XHS2は比較的張りの強い掛け調子で、最大で40gのスイミングテンヤ(ワーム等を含めると50g相当)を使用しましたが、ダルさを感じさせないシャープな使用感でした。また、このシャープさはボトムの釣りでも活躍しそうです。

 

一方うめ使用のRPO710HS2はソリッドティップ仕様のしなやかな乗せ調子です。折本プロもスイミング釣法のメインウェポンはこちらのモデルとの事で、表示ウェイトは7~20gと控えめですが、実際はキャストさえ少し加減すれば30~40gクラスのウェイトでも使える強さがあるとの事!

 

…といった感じで

ロックフィッシュボトムパワーオーシャン

超!オススメです!

イシグロ伊東店ではお取り寄せ対応となってしまいますがぜご相談下さい! 

 

 

 

次はリールです!

 

ムラタは少し古いモデルですが、ダイワ セルテートハイパーカスタム 3012H

うめもこれまた古いモデルですが、レバーブレーキタイプのシマノ エクスセンスLB C3000HGMを使用しました。

 

まずスイミングの釣りに関しては巻き上げ力のある中型リール(ダイワなら3000番、シマノなら4000番)が絶対ラクです!更にパワーギヤ(ローギヤ)なら文句ナシですね!

 

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折本プロはシマノ 15ツインパワー 4000PGを愛用との事です!

 

何故巻き上げ力が必要かと言うと大型魚とのヤリトリは勿論ですが、意外とこの釣りに使うルアーは重いです。例えば30gのスイミングテンヤにバルト4インチとブレードスピンをセットすると総重量で約40gになります。

更にバルト等のシャッドテールワームは引き抵抗が強いです。

それをひたすら巻き続ける釣りをした時にラクなのは断然中型リールです

私ムラタも今まで小型リール(2500番のハイギヤ)を使用していましたが巻き上げ力の差は歴然です。リールの重量増で長時間の使用は疲れるのでは?と思っていましたが全く気にならず、むしろストレスが少なくラクなほどでした!

 

更に!快適な釣りを望むなら握りやすい中型ハンドルノブがオススメです!

 

大型魚とのヤリトリはもちろん、抵抗の大きいルアーを巻き続ける動作が格段にラクになりますよ!

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↑私ムラタも中型のラウンドノブを使用しています!

 

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具体的には…

ダイワならRCS パワーライトノブ M

シマノなら夢屋 ハンドルノブ EVA パワーラウンド型 M

位のサイズの物がオススメです。あまり大きいノブは“指先でつまんで回す”という動作がしにくくなるので、あくまで中型ノブがオススメです。

ちなみに折本プロはスタジオコンポジット RC-SS-W(カーボンダブルハンドル)にXLシリーズ ロングノブを愛用との事です!

 

一方、うめオススメの

バーブレーキリールのメリットはフォール動作(糸の送り込み)のしやすさと、フォール中のアタリに即アワセが可能な点です!これは特にボトムの釣りで威力を発揮します!

 

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通常のリールではフォール時はハンドル側の手でベールを開ける動作が必要になりますが、バーブレーキリールはロッドを握った手の人差し指1本でリールの正転逆転をコントロールできるので糸を送る動作が速いです

またベールを開けてフォールをした際、とっさのアタリに対してはベールを閉じてからアワセるという動作が必要になるのでワンテンポ遅れてしまいますが、バーブレーキリールならレバーフリーで送り込み中でも瞬時にレバーを押さえて即アワセが可能です。

 

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もちろん細糸で大型魚とヤリトリをする際にも糸の出し入れが自在なので慣れると武器になりますよ!

 

…といった感じで

スイミングの釣りは中型リール!

フォール(ボトム)の釣りはレバーブレーキリール!

といった感じで使い分けるのが良いでしょう。

 

 

 

次はラインです!

 

私ムラタはよつあみ GソウルアップグレードPE X8 1号 + 20LBフロロリーダー

うめはデュエル アーマードF+プロ ロックフィッシュ 0.8号 + 25LBフロロリーダー

を使用しました。

 

まずPEラインは細い方が使用感が良いです。

 

飛距離はもちろん、潮受け抵抗の少なさからくる底取りのしやすさや、キャスト時の風の受けにくさは細糸が圧倒的に有利です。

特にボートの釣りなら基本的に魚を根(カケアガリ)から離す方向にルアーを曳いてくるので1号以下の細糸で良いでしょう。

逆に根に向かって曳いてくる陸っぱりの釣りは、どうしてもPE側の根ズレリスクがあるので1号~1.5号クラスの太糸が良いでしょう。

 

またPEラインのタイプとしては根ズレに強いタイプがベストです。

8本撚りのPEラインは引っ張り強度は強いのですが根ズレに弱いのがデメリットです。

一方4本撚りのPEラインは引っ張り強度こそ少々劣りますが、対根ズレに対しては8本撚りを凌駕します。

 

更に!根ズレ耐性を求めるなら特殊コートタイプのPEが良いでしょう。

 

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今回うめが使用した

折本プロ推奨の対ハタ用PEライン、デュエル アーマードF+プロ ロックフィッシュがオススメです。

このラインはPEを編まずに特殊高強度樹脂で固めており、通常のPEラインの2倍の対根ズレ性能を誇ります。更に水キレが良いのでこの釣りにうってつけのラインです。

 

次に合わせるリーダーは根ズレ対策で太めのフロロリーダーが良いです。

 

たとえPEラインが0.8号前後と細くても、リーダーは20~30LB(5~8号)がマッチします。また素材は根ズレに強いフロロカーボン素材が向きます。

ただし!細PEと極端に太いリーダーとの組み合わせで、なおかつ結束部がガイド内に入るようなロングリーダーはガイド絡みを頻発させるので注意が必要です。

 

 

 

…以上です!

その他不明な点や、折本プロ直伝のルアーセレクトやセッティング等は是非ご来店時に私ムラタもしくはうめにお聞き下さい!

 

 

 

以上、スタッフムラタでした!

 

 

 

 

 

 

 

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